赤ちゃんのスキンケア
![赤ちゃんのスキンケア(小児科)](img/shyou/sc/sc_01.png)
![すべすべ つるつる に見える赤ちゃんの肌って、 赤ちゃんのお風呂&洗い方のコツホントはとってもデリケート・・・](img/shyou/sc/sc_02.png)
きれいな肌にしてあげたい!!というのはすべてのママの気持ち。
デリケートな赤ちゃんの肌は大人とどう違うのでしょう。。。
★生まれたばかりの赤ちゃんは全身が白いクリームのような「胎脂(たいし)」に覆われています。この胎脂が赤ちゃんの肌を守ってくれています。でも産後24時間以内に胎脂は自然に消えてしまい、乾燥が始まってしまうのです。
さらに赤ちゃんは肌が薄いのも特徴。大人の約半分の薄さしかありません。皮膚の中から水分が逃げだすのを防いだり、外部の刺激の侵入を防ぐバリア機能も未発達です。薄くてデリケートな赤ちゃんの肌にはスキンケアで水分や油分を補ってあげることが必要なのです。
3歳までにしっかりスキンケアをすることで、きれいな肌をキープする力がつき将来の美肌にもつながるのだそうです!!
![赤ちゃんのスキンケア(小児科)](img/shyou/sc/sc_03.png)
![赤ちゃんのお風呂&洗い方のコツ(小児科)](img/shyou/sc/sc_04.png)
- ☆お風呂は沐浴槽(ベビーバス)でもいいですが、1ヶ月健診が終わったら一緒に湯船に入っても大丈夫です。ぜひ一緒に入りましょう!!
- ☆長湯は肌の水分が流れ出てしまうためNG!!
- ☆湯温はややぬるめの38~39℃がベストです。
![優しい洗浄剤(小児科)](img/shyou/sc/sc_05.png)
![「優しく手で洗う」のがポイント](img/shyou/sc/sc_06.png)
- 肌に優しい洗浄剤を選びましょう。
- なるべく泡タイプのものが洗いやすいでしょう。
- ヘアシャンプー、ボデイソープは別々のものを買いましょう。
(大人も別々に使っていますよね?赤ちゃんも同じように・・・) - スポンジ等は逆に肌を傷つけてしまうので、必要ありません。たくさん泡立てて「手」でやさしく洗ってください。
![手で優しく(小児科)](img/shyou/sc/sc_07.jpg)
![顔は「全身ボディーソープ」で(小児科)](img/shyou/sc/sc_07.png)
- ① 顔はこするのではなく泡で包み込んで汚れを落としましょう。
- ② ガーゼは肌を傷めるので使わず「手」で優しくたっぷりの泡で洗いましょう。
- ③ 耳の後ろも忘れがちです。しっかり洗いましょう。
- ④ とくにTゾーンが汚れやすく新生児期に湿疹が出やすくなります。しっかり洗い、保湿してあげましょう。
- ⑤ 小鼻も忘れずに!
- ⑥ すすぎも弱めのシャワーで思い切って顔にかけましょう。羊水の中にいたので、目に水が入っても大丈夫です。水がかかると、反射的に目も閉じるのです。
![こまめに拭くには「おしりふき」でも大丈夫です(小児科)](img/shyou/sc/sc_08.png)
![顔の洗い方(小児科)](img/shyou/sc/sc_09.png)
![頭は「専用のシャンプー」で(小児科)](img/shyou/sc/sc_11.png)
頭には、体の約10倍もの皮脂腺があります。ほかの部位よりも皮脂汚れが溜まりやすいため、皮脂を落とす専用のヘアシャンプーを使いましょう。
- ① 専用シャンプーで指の腹を使って洗います。頭皮はしっかりと洗いましょう!
- ② すすぎは、シャワーで。赤ちゃんは羊水の中にいたので顔に水がかかっても平気です!
- ③ 耳に水が入ってしまわないかと心配になりますが、ふさぐとかえって鼓膜に負担がかかるのです。新生児でもそのまま流して大丈夫です。
![顔の洗い方(小児科)](img/shyou/sc/sc_12.png)
![体は「全身専用ボディーソープ」で(小児科)](img/shyou/sc/sc_13.png)
- ① 同じように汚れはこするのではなく、泡で包み込んで落とすようにしましょう。
- ② お腹や背中はもちろん、首や股の間、手首のくびれなど、皮膚が接触しているところも、皮膚を伸展させてしっかり洗いましょう。
- ③ すすぎは弱めのシャワーで泡が残らないように洗い流します。洗浄成分が残っていると肌トラブルにつながるので泡切れのよいスキンケア製品を選びましょう。
![こまめに拭くには「おしりふき」でも大丈夫です(小児科)](img/shyou/sc/sc_08.png)
![くびれが洗えないと赤くなってくるよ(小児科)](img/shyou/sc/sc_14.png)
![お風呂の後は、保湿がとっても大事(小児科)](img/shyou/sc/sc_15.png)
![保湿のタイミング(小児科)](img/shyou/sc/sc_16.png)
※それぞれの場面でこまめにケアすることが大事です。
とくにケアを忘れがちなのは顔を拭いた後の保湿。またはオムツ替えや着替え、お出かけ前の保湿ケアも大切です。
![オムツ替え・着替えの時は保湿も一緒に(小児科)](img/shyou/sc/sc_17.png)
![保湿剤の塗り方(小児科)](img/shyou/sc/sc_18.png)
☆保湿はとても大切なスキンケアです☆
保湿剤は皮膚の水分が逃げないように「ふた」をしたり、皮膚に水分を与えたりする役割を持っています。
保湿剤によるスキンケアは季節に関係なく年間を通じて続けることが大切です。保湿剤を正しく塗って、皮膚を守りましょう。
![保湿剤の塗り方(小児科)](img/shyou/sc/sc_19.png)
![使用料の目安](img/shyou/sc/sc_20.jpg)
![塗る目安はティッシュが体にくっつく。肌がテカる程度も目安です!(小児科)](img/shyou/sc/sc_21.jpg)
![使用料の目安](img/shyou/sc/sc_22.png)
基本の肌は3歳までに作られると言われています。
生まれてすぐからが理想ですが、1歳からでもやると、やらないとでは大きく将来の肌が違ってきます。
まだまだ間に合います!今からでもスキンケアを始めましょう!!
赤ちゃんに優しく話しかけながら保湿剤を塗ると、親子ともにリラックスして、上手に塗れ、そしてなによりも赤ちゃんとのスキンシップにもなります。
![良いスキンシップ(小児科)](img/shyou/sc/sc_23.png)
![スキンケア](img/shyou/sc/sc_24.png)